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「改めて自分の身の回りの人だったり物だったりを見直して、大切なものに気付いてくれたらいいな」(左迅)

[2010/10/06]

7月7日にSingle『COLOR』をリリースしたばかりのギルガ メッシュが、10月6日にNew Single『イノチノキ』をリリースする。今作は、秋にピッタリな壮大な曲で、“別れ”をテーマに、その別れで気付く大切さを歌っている。誰もが1度は 経験したことのある内容なので、共感できることが多いのではないでしょうか。今回は、『イノチノキ』のことはもちろん、8月12日にファイナルを迎えた夏 ツアーのことや、これから始動する秋ツアーについてインタビューした。


―― 夏ツアーが無事終わりましたが、いかがでしたか?

「残ったものは、暑かったなってことと、辛かったなってことと、もうこう いうツアーはしたくないなっていうことですね(笑)。プラスに捉えると、もうこの規模じゃ僕らのライヴは出来ないんだなって思いました、いい意味で。キャ パ的にも設備的にも。なかなか機材が揃わなかったり、楽屋があってないようなライヴハウスもあったし、どこもSOLD OUTだったのでお客さんがいっぱいだったし。色んなことを含めて、やっとステップアップが目に見えたツアーでしたね」

―― 初回限定盤のDVDを見たんですけど、すごい狭かったですね。

「そうですね。(隣に座る左迅を指して)これくらいの距離ですからね。しかもファンと同じ目線の高さの時もありましたから(笑)」

―― すごいですね(笑)。やってる側は、どんな感じなんですか?

「僕はもうイヤですよ。コーラスの時に唾が飛びそうでイヤでした!」

―― あははははは!

「ちゃんと丁寧に、マイクに向かってコーラスしましたよ」

左迅「あはははは!」

「色々考えちゃいました(笑)」

―― 他の皆さんはどうでした?

Яyo「愁さんが言った通りですね(笑)。ギュウギュウな感じが面白かったし楽しかったけど、もういいかなと(笑)」

―― わかりました(笑)。では、10月6日にリリースされる『イノチノキ』についてお聞きしたいと思います。この曲はいつ頃作った曲なんですか?

Яyo「「COLOR」と同時期くらいに出来上がってましたね。でも、ここまではカッチリしてなかったんですけど、だいたい同じくらいです」

―― この曲をシングルにしようと思ったのは?

Яyo「他にも何曲かあったんですけど、あえて王道を外したくて。で、こういう引き出しもあるんだよっていうのを見せたかったです」

―― それは、「COLOR」の時もおっしゃってましたね。

Яyo「そうですね。「イノチノキ」に関しては、カップリングの 「Vision」と「Endless wing」の、どれでもメインでいけると思ったんですよ。でも、僕らが(「イノチノキ」のような曲を)メインに出すのって珍しいじゃないですか。なので、 意外な方を取りました」

―― 秋ですしね。

Яyo「はい。季節的なイメージもあったので、こいつを前に立たせてみました」

―― 歌詞は曲が出来てから、左迅さんが書いたんですか?

左迅「そうですね。曲が出来てから、夏のツアー中に書いてました。この歌詞は、 結構苦戦したんです。ツアーの前から歌詞を書こうとしてたんですけどなかなか書けなくて、ツアーに行ったら書けるかなって思ったんですけど、それでも書け なくて。で、ツアーの後半の方でキーワードを見つけられて、ギリギリで完成しました(笑)」

―― なるほど。“別れ”がテーマになっていますが。

左迅「色んな歌詞が当てはまる曲だったので、どういう方向性にしようか悩んだん ですけど、イントロの感じが切なく聴こえたので、このストーリーがこの曲にピッタリかなと思って書きました。この中で一番言いたいことは、改めて自分の身 の回りの人だったり物だったりを見直して、大切なものに気付いてくれたらいいなということです」

―― O-WESTで聴いた時に、壮大な曲だからこそ刺さるものが多かったんですよ。曲もそうだし、歌詞もそうだし。それこそ、こういう曲もあるんだなって思いました。

Яyo「O-WESTの時はまだ演奏の完成度が……(笑)。でも、それでも感じてもらえたなら、曲にパワーがあるってことですよね。届いてたなら、良かったです!」

―― 完成した歌詞を読んで、左迅さん以外の3人はどう感じましたか?

「僕は近いものを感じていたので、ジャケットの打ち合わせの時も、こういうジャケットにしたいってお願いしたんです。枝分かれしている木です。だけど、通常盤には赤い実が生ってるんですよ」

―― はい。4つ、赤い実が生ってますね。

「枝分かれしてるのに、4つ赤い実が生ってるっていう。切ないけど生命力を感じる、っていうのが歌詞とリンクできたし、個人的な状況でもそういう時期があったので、いい歌詞だなって思いました」

―― そういう時期とは?

「ツアー中に先輩が亡くなっちゃったので、自分ではそういう解釈が出来たかなって。色んな解釈が出来ると思うんですけど、僕は共感した歌詞でしたね」

「愁さんの言うとおり、歌詞とジャケットがリンクしてこういう感じになったんですけど、俺の中ではめちゃめちゃ太陽が出てたんですよね~(一同笑)」

―― 夏ですか?(笑)。

「はい(笑)。ギターのリフからしても、ああこれ夏っぽいなって気 がしてたんです。「COLOR」と同時だったっていうのもあるかもしれないんですけど(笑)。あとあと歌詞と、こういう想いなんだっていうのを知って納得 しました。まぁでも、俺的には夏なんですけどね(笑)」

Яyo「歌詞は、わかりやすくて伝わりやすいように書いてほしいなっていう話 をしてて。で、ツアー中にある程度の言葉を用意してきてほしいって言ってたんですけど、最初に出てきたのがサビの“時が変えてく二人の答え ただ約束だけ 涙色”っていう歌詞で。そのワンフレーズがすごい良いなと思ったし、胸に染みるフレーズだなっていう印象でしたね」

―― なるほど。さっき愁さんがおっしゃってたジャケットなんですけど、実が4つっていうのは、ギルガメッシュのメンバーの数ですか?

「まさに、そうですね」

―― 今回のジャケットは、インパクトがありますね。この中にどんな想いが込められているんだろうとか、考えさせられました。

「こういうタッチのジャケットは久しぶりですね、最近は写真や風景が多 かったので。切ないんだけど、生命力がある感じにしたかったんです。枯れて散っていくだけじゃなくて、その先がちゃんとあるっていうのを表現したかった。 ギルガメッシュも色んな波があったバンドなので、カップリングの歌詞も含めて、僕がイメージを伝えて、左迅君がラフ画を描いて、それをイラストレーターさ んが描き起こしてくれたんです。なので、3曲を通しての意味は、ジャケットに含まれています」

左迅「ジャケットのイメージは、「イノチノキ」が木の部分で、「Endless wing」が心臓の部分、「Vision」が箱です。3曲ともシングルにできるような曲だったので、それぞれの抽象的なイメージを合体させたんです」

―― 「イノチノキ」というタイトルは、先ほど左迅さんがおっしゃっていた“大切なものに気付いてほしい”っていう想いを込めてつけたんですか?

左迅「そうですね。最初に、枝分かれしている木っていうイメージがあって。そこに命の強さを曲から感じたので、“命”っていうキーワードと“木”っていうキーワードを合わせました」

―― カタカナにしたのは、どういう意味が?

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