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「ギルガメッシュは、全てが新しい感覚のバンドだと思うんです」(愁)

[2010/07/07]

日本のみならず、海外でも精力的に活動しているヴィジュアル系ロックバ ンド・ギルガメッシュが、7月7日にNew Single『COLOR』をリリースする。タイトル曲である「COLOR」は、キャッチーなメロとギルガメッシュらしいハードなサウンドが合わさり、彼 らにしか作り出せない楽曲となっている。そしてカップリングの「sunrise」は、夏にピッタリなダンスチューンで、ライヴの定番曲になるであろうアゲ アゲのナンバーだ。そんな、夏にピッタリなシングルをリリースするギルガメッシュに、シングルのことはもちろん、バンド結成の経緯や海外での秘話などをイ ンタビューした。


―― では、インタビューに出て頂くのは初めてなので、バンド結成の経緯からお願いします。

愁(Ba.)「結成はですね、僕と弐さん(Gt.)が小学校からの幼馴染と いうか同級生で、家も近くて。仲良くて、同じ野球部だったんですよ。で、中学校の時はまったくしゃべらなくて。まったくではないんですけど、教科書貸し てって言うくらいで(笑)。クラスが違ったから、あんまり関わりがなくなっちゃったんですよ。で、高校になった時にふいに地元の道端で出会って、“最近何 してるの?”って聞いたら“俺、ギターを始めたんだよ”って言われて。俺も軽音楽部に入ってたので、ベースをやってたんですよ。だから、“じゃあバンドや ろうよ!”って言ったんですけど、まず断られて(笑)」

―― あはははは! 切ない(笑)。

「そっから、口説くつもりはなかったんですけど帰り道だったので、3~4ヶ月毎日こいつんちに寄って。特に会話もなく、漫画を読んでゲームをやったり、うんこしたいからトイレ貸してとか(一同笑)、最初はその程度だったんですけど」

左迅(Vo.)「自分ちでしろよ!(笑)」

「間に合わねーんだよ!(笑)。でも、音楽の会話もあったので、何だかんだ一緒にバンドをやろうってことになったんですよ。Яyo(Dr.)は2歳下だから、中2とか3だったんですけど、もうバンドをやってて」

Яyo「コピーバンドをやってたんです」

「それでЯyoがバンドを辞めるってなったから、じゃあ一緒にやろうよってなって。Яyoとは、小学校も中学校も一緒で。俺らが中3の時にЯyoは中1で、よく校内放送でЯyoの名前が流れてたんですよ」

―― 何でですか?(笑)。

Яyo「そりゃもう、色々と(笑)」

左迅「いたずらか?(笑)」

Яyo「そうそう!」

左迅「いたずらっ子だな(笑)」

「最初は僕の高校の先輩とかがヴォーカルをやってたんですけど、地元に市 川CLUB GIOと本八幡Route14っていうライヴハウスがあって、(狭いから)お互いの存在は知ってたんですよ。でも特に話すってこともなく、(左迅のバンド が)若手のホープ的な感じに言われてまして(笑)」

「小さい千葉県内でね(笑)」

「弐さんと左迅君が共通の知人を介して知り合いになりまして、そっから口説くっていうサクセスストーリーが」

「口説く頃には、そっちのバンドが崩壊気味で(一同笑)」

―― 口説かれたんですか?

左迅「ちょうどそのバンドを抜けて、こっちに入りたかったんですよ。で、ライヴとか結構観に行ってて。それで、ギターの野郎(注:弐のこと)に“入れてくんないっすか!”って頼んで(笑)」

「ヴォーカルを探してるなら、ぜひ俺を入れてくれって言われて(笑)。で、2人に入りたがってるんだけどって言って、前のバンドの時の音源を3人で聴いて、このヴォーカルならいいんじゃないのっていうことで、じゃあやりましょうってなりました」

―― その当時から、今と同じ音楽性だったんですか?

「そうですね。当時はニュー・メタルがきてた時代で、KoЯn・ SlipKnoT・Limp Bizkit・Linkin Park・Evanescenceが流行ってたんですよ。そういう好みが共通してたので、(バンドを)やろうってなって。それが2004年ですかね」

―― で、今年が6年目なんですよね。

「そうですね、結構もう(苦笑)」

左迅「往代に入ってるね」

―― ちょっと意外でした。若いイメージがあったので。

「逆にですか?」

―― 逆に??

「僕ら、年上に見られることが多いんですよ。結成が長いんで、29歳くらいに見られるんです。あぁ、嬉しいな」

左迅「うん、嬉しいね!」

―― 良かったです(笑)。“ギルガメッシュ”っていうバンド名は、いつから?

「左迅君が入る前だったんですけど、Яyoが名付けましたね。名付け親です」

―― どういう意味が込められているんですか?

Яyo「意味なんてないですよ(笑)。やってたゲームに、たまたま“ギルガ メッシュ”っていう敵キャラが出てきたんですよ。その時に愁さんとか弐さんはTSUTAYAに行って、ドイツ語辞書とかを見てたんですよ。ドイツ語って カッコ良い言葉が結構あるじゃないですか。“ハーケンクロイツ”とか(笑)。それを家に持ち帰ってきて、“こんなんあるんだけど、どう?”とか、“どれが いいかなー”って言ってたんだけど、俺はゲームをしながら“いいじゃん、ギルガメッシュで”って言って」

「それいいね、ってなって。濁点が多いし、強そうだし(笑)」

Яyo「意味はなく、インパクトのみ!」

―― うん、名前だけだと怖いかも!

左迅「ですよね。強そう」

―― 実は、NEXUSの企画で動画を撮らせて頂いた時にちょっと緊張してて、怖い人たちだったらどうしようって思ってたんですよ(笑)

左迅「逆っすね(笑)。バカです、バカ。あはははは!」

「今までの話、ちょっとひどいですよね。たまたま出会って、(バンド名が)ゲームの敵キャラの名前で(笑)」

左迅「適当すぎる(笑)」

「印象が良くねぇな(笑)」

―― 大丈夫です、きっと(笑)。で、2008年に初のヨーロッパツアーを行ったわけですね。

「そうですね」

―― 海外での、面白エピソードみたいなものはありました?

「ありすぎて、わかんねぇな(笑)」

「左迅君のCDが一番面白いよ!」

左迅「あれでいいの?」

「他になんかあったっけ?」

左迅「それにしとく?」

―― どんな話ですか?

左迅「フランスでライヴをやってて、アンコールらへんに「shining」っていう曲を演ってたんですよ。そしたら、お客さんがステージに上がってきて、たぶんバンドをやってるんだと思うんですけど、自分のCDをステージ上で俺に渡してきて(笑)」

「そしたら、ダイブして帰っていきました(笑)」

左迅「俺が受け取ったら、ガッツポーズして帰っていきましたね(笑)」

「それが歌ってる最中だったんだよな」

左迅「しかも歌モノで(笑)」

―― すごいですね(笑)。そのCDは聴いたんですか?

左迅「聴いたんですけど、No Dataで(笑)」

「ミスだな(笑)」

―― あははは! そんなことまでして渡したのに(笑)。

左迅「それくらい自由でした(笑)」

―― 日本だったら、絶対警備員に止められますもんね。

左迅「そうですね。何もかも自由なんだなって思いました」

「警備のでっけー黒人がいたんだけどね。弱いよね、あいつら(笑)」

左迅「警備員みたいな人はいるんですけど、上がってきた人を排除するみたいな。上がってくるまでは何もしないんですよ」

―― それじゃ遅いですよね。

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