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ケツメイシ、ベストアルバムを4枚同時リリース!!

[2011/12/21]

(プロフィール)■ケツメイシ/Ryo(MC)、Ryoji(Vo)、大蔵(MC)、DJ KOHNO(DJ)の4人グループ。1993年結成。

 

 

——初めてのベストアルバムの話をお聞きする前に、ケツメイシの「これまで」を振り返ってもらえればと。たとえば、漢字ひと文字で現すとどんな感じのこれまででしたか?

 

大蔵「僕がパッとイメージしたのは“遊”でした。ケツメイシって、遊び心から始まったグループのような気がするんですよね」

DJ KOHNO「俺は“欲”。なんか、いろんな欲がモチベーションの根底にあったような気がするから」

RYOJI「いや、“逃”でしょ。ケツメイシと言えば逃げ続けたグループですよ。なにから逃げてきたのかはわからないけど、“走”というよりは“逃”って気がする。パトカーが通ると、なんにも悪いことをしてないのに、なんか逃げちゃうみたいな」

RYO「ってことは、ケツメイシは“遊”んで“欲”深くて、なにかから“逃”げてきたグループだと。……最低ですね(笑)」

3人「ははははは!」

DJ KOHNO「そういうRYOさんのイメージは、なんなんですか?」

RYO「“緩”。リリースとかに関しても自分たちのペースでやれたし、そういうのが“緩”くて良かった気がする。同時期にデビューした人たちのなかには、ものすごく早いリリースペースで疲弊しちゃってたりもしていたから。たしかにケツメイシは、“遊”であり“欲”であり“逃”だったけど、トータルして“緩”かったのが、いままで続けてこれた理由のような気がする」

 

——「緩」とはいえ、ケツメイシには名曲がたくさんあるからこそ今回のベストアルバムのリリースとなったと思います。でも、なぜに『春BEST』『夏BEST』『秋BEST』『冬BEST』という、怒濤の4枚同時リリースとなったのか。その経緯を教えてください。

 

RYOJI「ま、やけくそって言えばやけくそなんですよね(笑)。ただ、季節と共にあるアーティストだとは思うので、単純に年代ごとにまとめるのは魅力がないだろうと。だったら、春夏秋冬の季節ごとにわけて、4枚に収録する曲は自分たちで選んじゃえみたいな」

大蔵「で、メンバーも4人なんだから、各季節ごとの担当制にしてその人が曲順を決めようとなったんですよね」

DJ KOHNO「そうなると、大蔵さんは夏だろうと。RYOさんはなんとなく冬で、RYOJIさんは「秋がいい」つって。「じゃ、僕、余ってるんで春やります」という感じで」

 

——では、それぞれが曲順を担当したアルバムごとに、思い出の1曲ってヤツを教えてください。

 

RYO「僕の担当は『冬BEST』だったんですけど、とくに思い出深いのは『こっちおいで』ですかね。インディーズ時代の初めてのシングル曲なんですけど、プレスしたのがわずか440枚で(笑)。その後、インディーズで2枚のシングルを出すんですけど、プレス枚数が2000、7000と増えていったんですよ。そんなタイミングで、僕以外のメンバーから「メジャーで勝負しよう! なんでRYOさんは会社辞めないんですか!?」とえらい勢いで詰められまして」

大蔵「すげぇ覚えてる! そのあとで、「バカじゃねぇの? 音楽で食えるわけないじゃん」って言われたのも覚えてる」

DJ KOHNO「俺も覚えてるなぁ。渋谷と原宿の中間ぐらいにある居酒屋でしょ?」

RYO「違う違う違う。表参道の角のファーストキッチン。……の、一番角の席」

3人「はははははは!」

 

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